1982年、ジャズアルバム「バードランド(THE BIRDLAND)」でレコードデビュー。
その後、ニューヨークのジャズクラブへの出演、日野皓正グループをはじめとする日本の本格派ジャズグループとの共演でジャズの実力を磨き、国内外で彼女の歌唱力は高く評価されていった。
1989年、日米同時発売されたアルバム「フォロー・ミー(FOLLOW ME)」は、米ラジオ&レコード誌のコンテンポラリー・ジャズ部門の16位にチャート・インするという日本人女性ヴォーカリストとして初の快挙を成し遂げた。
ジャズ・ヴォーカリストとして確固たる存在となった伊藤君子は、以降、アルバム、コンサート、海外のジャズフェスティバル、テレビ・ラジオ番組、ライブハウスと、幅広い歌手活動を続けている。
2000年にリリースされたニューヨークでのスタジオ・レコーディング・アルバム「KIMIKO」は、プロデューサーに小曽根真を迎え、ヴォーカリストとしての伊藤君子の魅力を存分に引き出したものとなった。このアルバムは、2000年度スイングジャーナル誌ジャズディスク大賞日本ヴォーカル賞を受賞した。
伊藤君子は、香川県小豆島生まれ。4歳の時、ラジオから流れる美空ひばりの歌声に魅せられ、歌手を目指すようになった。
彼女の、歌に向かう真摯な姿勢はいつも変わらない。
彼女は、その肉体と精神のすべてを捧げて歌っている。
洗練された伊藤君子の歌は聴く者の心にストレートに届けられ
それぞれの内なる世界を照らし出します
【オフィシャルホームページ】
http://www.kimikoitoh.com