1961年京都生まれ。
12歳のとき独学でピアノ、ドラムスをはじめる。
1986年上京、鈴木勲、金井英人らのグループで活動。
1988年バークリー音楽大学の全額免除奨学生として渡米。
ジョー・ハント(元スタン・ゲッツ、ビル・エバンスのドラマー)に師事、その代役でボストンのジャズ・クラブを中心に演奏活動する。
1990年合衆国政府より滞在芸術家としてアイオワ州ルーサー大学のジャズ科講師に迎えられ、ユニファイ・ジャズ・アンサンブルの一員として米国各地で演奏活動を行う。その他、さまざまなグループで北欧、ヨーロッパ、アジア、全米各地のジャズ・フェスティバルに多数出演。
1995年帰国後、毎年渡米しボストンの人気ピアニスト=バート・シーガーのトリオで活動。イタリアのプレイヤーとの交流も深く、マルチェロ・アルーリやデヴィット・ボアト、アレス・タボラッティなどのグループで現地のジャズ・フェスティバルに参加。
邦人ではニューヨーク在住の井上智との日本ツアー、加納美佐子とアジアのジャズ・フェスティバルに参加。
またコンテンポラリーなスタイルにも挑戦しており、難波弘之、水野正敏と結成したAPJ、青柳誠トライフレーム等の活動でも広く知られている。
現在はバート・シーガ−とのKJBトリオ、高田ひろ子カルテット、山中良之カルテット、守屋純子トリオのレギュラーを勤める傍ら、アキコ・グレイス、松永貴志、石井彰、川上さとみ、中牟礼貞則ほかの様々なセッションで活動中。
空間を活かし、暖かく美しい音色で語りかける独自のドラミングスタイルに国内外を問わず根強い支持者を持つ。
洗足学園音楽大学の非常勤講師として後進の指導にもあたっている。